ハンドメイド作家さんの為の売れるお店講座

店舗やイベントに出展される作家さんを、企業やショールーム、店舗などを手がける装飾のプロがサポートします!

アイキャッチの方法

アイキャッチの方法


アイキャッチ、大事です。
人という生き物は、まず目立つ色、そして違和感のある形、動くものを目で追います。


作品を見ていただくためには、何かで目を惹きつけることが大事。




ブースの世界観で目立っている、
ピンクの小物ばかりを置いている、
同じ種類のぬいぐるみばかり。
置いてあるのは生みたて卵だけ。


など分かりやすいブースの場合、そのままでも良いかもしれません。



ぱっと遠目に見て何が置いてあるのかわかりにくい場合、
高い位置に目立つものを。
お店の看板や、150cm~200cmの高い位置に何か置く。
(看板、フラッグ、風船など)


例えば風船。水玉とかキャンディ型、ハートなどたくさん可愛いのがあります。
軽くて風に揺れて高いところで目立ってくれます。
ヘリウム式でなくても枝や看板や壁につけたりもできます。

モノトーンとか

組み合わせによってはシックなイメージも作れます。




色で他と差をつける
モノトーンの作品ならばクロスや下に敷く紙をカラフルな色にしてみる、など


これは私がディスプレイしました。
商品は、"マッチ"です。
小さくて、みんなが知っているものなので、そのままだと目立たない。


    

イメージは、ブルックリン。
古くからある工場が、アーティストのアトリエになっていたり、昔からあるものがお洒落に再発見されている街、というイメージとマッチを重ねてみました。
ディスプレイイメージは妄想力が必要です。


壁紙をマスタードイエロー、棚を古材に什器にカゴやアンティークの木箱などを使って植物を置いています。



光を使う
キラキラしたもの、遅い時間や室内ならばLED
アクセサリーや石など乗せるととてもキレイです。
照明が届かないブースの場合も美しく展示できます。
アクリルと素材感が合います。



動くもの
ターンテーブル(回転台)、風で揺れるストールなど



または光って回るもの。




要は、ぱっと目立つにはどうしたらいいか、を考えてみてください。
もちろん、出展者自身は一番目立つアイキャッチです。
自分自分もコーディネイトして。




食品の展示会で、麦わら帽子に黒いネットをつけて商談をしている人たちがいました。
スーツ姿の人ばかりの中で、遠くから見て何だろう?
と思っていたら、蜂蜜の会社でした。


サラリーマンスーツに麦わら帽子、そして黒いネット。
しかも人間なので常に動いています。違和感で見てしまう。
たくさんの蜂蜜の会社が出展していましたが、その会社の蜂蜜だけ覚えています。


まとめます。


・作品、商品を発見していただくために、アイキャッチが重要。
・色・形・動くもの・光るもの、大きいものなど、ぱっ、と目をひくこと。